大きな地震が起こるたびに「原発は大丈夫なのか?」と不安に陥ります。
1月6日に島根県東部を震源地とするマグニチュード6.2の地震が起こりました。県庁所在地の松江市は震度5。島根原発はその松江市内に建てられて(県庁所在地にある原発はここのみだそうです)、2号機は運転中です。すぐに「異常は確認されていません」と、中国電力は発表しましたが、本当に大丈夫なのでしょうか?
全国で原発の再稼働が加速するなかで、信用を失うようなあってはならないことが起こりました。
5日静岡県の中部電力浜岡原発3、4号機の審査で「基準地震動策定に関する不正行為があった」として、審査が中止になったとのこと。
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さらに6日「浜岡原発の再稼働審査に関する『不適切事案』の発覚は原子力規制委員会への外部通報がきっかけだったことが5日、規制委への取材で分かった」と報じています。
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つまり、不適切事案はデータの改ざんです。
日経新聞によると「中部電力の浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の安全審査に使う申請データで不正が発覚した。「捏造(ねつぞう)に近い事案」(原子力規制委員会幹部)」と強い論調で書かれています(他紙も)。
しかも、内部通報がなければ公にならなかった。
電力会社や原子力規制委員会に再稼働の是非を委ねるのは危険極まりないということです。
「パンツのゴムのように伸ばされる基準は信用できない」
とバンツをモチーフに(笑)名ゼリフを残したのは伊東監督です。
「SILENT FALLOUT」公式パンフレットのインタビュー「放射能汚染は世界最大の環境汚染ではないのか」に書かれています。
「福島原発事故の後、私たちは『年間1ミリシーベルト』とか、『年間20ミリシーベルト』とか、耳にするようになりましたよね。一般人や作業員などの被ばく限度量を表す数値です。こうした基準はICRP(国際放射線防護委員会)が定めていますが、ICRPの全身であるアメリカ放射線防護委員会(N C R P)という組織は、核実験を行なってきたアメリカ原子力委員会に強く支配されていました。つまり、泥棒が泥棒を取り締まるルールを決めているようなものです。
ですから、ことあるごとに基準が緩められて行った歴史があるのです。まるでパンツのゴムのように伸びる基準を信用できますか? もし、物差しが狂っているとしていたら、どうでしょうか。歴史的に見るとICRPは原子力開発に有利になるように何度も基準を緩和してきました。このことについても、きちんと公にして検証する必要があります。これは医療被ばくに関しても同じです」
ちなみにICRPはNPO(非営利団体)で活動の資金の大部分は企業による寄付によって賄われているということを私たちは知っておくべきだと思いました。

(↑パンフレットもBASEから購入できます!)

