僕は、被曝者にインタビューする時、時折、少し遠いところにいるような感覚になることがある。
メアリーのインタビューの最中も、語らせている自分と、語っている被曝者の置かれた立ち位置に、矛盾を感じた。
なぜ被害者自身が、自らの被曝を証明しようとしなければならないのか、なぜ語らなければならないのだろうか。
加害者は常に沈黙している。
そして僕は、傍観者として、ただインタビューしている。
ここに放射能による被害者が共通する立ち位置がある、と感じる。
それが遠いところにいる感覚なのだ。
無力感のような・・・。
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映画「SILENT FALOUT」最新版トレーラー
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Latest version trailer of the movie “SILENT FALOUT”
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