ヒバクシャは誰?広島上映会とUNプラザ上映

今週から、実験的にweekly通信をはじめてみようと思います。

広島上映会

監督の今の活動の原点は、今から50年前、高校生のときに広島を訪ねたことです。

10月は不思議なことに、広島市内での上映会が連続しました。

1週間に2回、愛媛と広島をフェリーで往復。
海で隔たれているけど、愛媛と広島はすごく近いです。

「ヒバクシャは誰?」

をテーマに活動している伊東監督にとって、広島でSILENT FALLOUTが上映されることには大きな意味をもっています。

滞在中は、広島市内にある被爆樹木を案内していただきました。

広島市内にある被爆樹木を案内して頂きました。

広島以内には、たくさんの被爆樹木が残っています。

完全に焼け果てた被爆地に逞しく残る樹木に、生命力と希望を感じました。

ただ、一方で、放射線が与えた樹木への影響が、

現実に、そして明らかに、樹木に痕跡として残ってるにも関わらず ほとんど研究が進んでいないことに愕然としました。

放射線を浴びた面だけに残る異常な樹皮、

腫瘍のような瘤・・・

そして、それらを見ながら、

今年夏、全米ツアー中、偶然、知ることとなった、核実験中の植物などの影響を記録した膨大なデータに早く、再会したいと思いました。

一刻も早く、放射線の影響について研究を進めていかなければ、この地球に与える影響を世に示すことができません。

広島市内にある特定非営利活動法人「ANT-Hiroshima」では、アリに出会いました。

よく上映会で「アリが、象の足にかじりつく」という話をしていますが、こちらの団体は、そのアリ(ANT)が、団体名になっています。

伊東監督は、自分のことを「小さくてチカラのないアリの一人」と言ってますが、まあ、アリだって、象をやっつけることができる?・・・かもしれない・・・。

はっきりしてることは、アリは一匹じゃ、どうしようもない、ということ。

とにかく人海戦術、たくさん集まらないといけません。

みなさんの寄付、自主上映、SNSの拡散や投稿etc…いつも力になっています。

ありがとうございます。

出版打ち合わせ

広島市某所で出版の打ち合わせを行いました。

2025年4月10日発売に向けていよいよ大詰め・・・なのに「大丈夫なの?このスケジュールで」という打ち合わせ(笑)

2025年は、北米ツアーの話、ヨーロッパツアーの話、そして新作映画製作の話あり。

楽しみにしていてください!

Tシャツ販売スタート

北米ツアー中、たくさんのリクエストをいただいていたオリジナルTシャツを販売開始します。ㅤ

・前面:SILENT FALLOUTロゴ
・背面:乳歯プロジェクトバッジイラスト

北米上映ツアーでは上映会主催者様への特別なプレゼントとして作成したTシャツです。ㅤ

多くの方からご要望いただき、このたびの販売が実現しました。

どうぞよろしくお願いいたします!ㅤ

※お届け先は日本国内のみとなっております

UNプラザ上映

10月30日13:00、ニューヨーク国連本部前、国連プラザ内国連教会センタービル2階にて。

国連総会サイドイベントとして「SILENT FALLOUT」が上映されました。

主催は、ヒューマンライツ・ナウ、ピースボートUS。

共同スポンサーは、IPPNW (核戦争防止国際医師会議)、軍備管理協会(軍備管理協会)、核時代平和財団(核時代平和財団)、リバース・ザ・トレンド。

このビルは関連NGOがオフィスを構えるビルとのことで、国連ビルを真正面に眺めるロケーション。

NYに長年住んでいたとしても、来る機会が滅多にないこのエリア。

またSilent Falloutがここに戻るご縁がありますように。

11/8 ミネソタ大学での上映会

Silent Falloutがミネソタ大学構内にて上映されます。

このイベントは一般参加もできるそうです!

映画上映とパネルディスカッションを兼ねたイベントになります。

パネリストに3名の大学教授を迎えて。アカデミックなお話も聞けそうな濃いディスカッションになりそうです。

・クリスティーン マラン教授
・ ジェニファー ガン教授
・ ヒロミ ミズノ教授

未来を形作る若い世代の生徒さんや研究者たちに是非Silent Falloutをドンドン観て欲しいというのが 監督始めチーム一同の願いです。

教育従事者の方々へ・・・教育現場での上映に興味ある方は連絡お待ちしています。

この記事を書いた人

haruna oki