今日は週イチで開催しているミーティングの日でした。
今日はたまたま日本チームだけでのミーティング。
打ち合わせ内容は、いかに自主上映会の申込みや実施を分かりやすくするか・・・・!
寄付に支えられているプロジェクトなので、上映会は資金面でもとても大きな意味を持ちます。
しかし、それ以上に・・・とても大事なのはこの映画が酒の肴になってくれること。
映画を観た後、感想を言い合ったり、議論が生まれることを、監督は望んでいます。
実際、今日のミーティングでは、原発に関する対談動画に関して、お互いの意見を交わし合ったのですが・・・それが私はとても面白かったです。
原発の運用には、利権が大きく関わってきています・・・!
安全だ、経済的だ、環境にも悪い影響はない。
いろんな声がありますが、何が真実なのか!?
女性の「直感」も大切にしていけたらいいんじゃないかな、そんなことも考えさせられる素敵な議論でした。
先日、大学での上映会で学生からいただいた感想に衝撃を覚えた監督・・・。
若者たちにとって、『SILENT FALLOUT』という映画はちょっと先を行きすぎているのかもしれません。
まずは、「放射能とは何か?」というところから説明していかなくては。
今年は、原爆投下から80年の節目の年ですが、そのぐらい時が流れているのです。
学生たちにとって、かなり遠い話になっているのは間違いありません。
上映中、ずっと寝ている学生さんもいたとか・・・。
それに対して、監督は怒るでもなく、こう言います。
学生たちが、最初から最後まで面白く観てくれるものをつくらなくては!!!
SILENT FALLOUT PROJECTの望みは、多くの人たちがこの放射能の問題に興味・関心を抱いてくれること。
「一緒に、反対しましょう!!!」と伝えたいのではなく、まずはスタートラインに一緒に立っていただきたいのです。
まずは知る、そして自分の感じていることを話す。
一人ひとりが、自分の心で感じ、頭で考えて、行動していけることを祈っています。
被ばく樹木のはなし
ミーティングでは、先日から時々話題に出している被ばく樹木の話題も出ました。
監督から直接話を聞いたはるこさんが、
被ばく樹木の話を聞いて、そりゃ人間以外も被ばくするよね…と、改めて衝撃を覚えたんです。被ばくした樹木は成長が止まる部分と、グラウンド0地点に伸びていく部分があると聞いて・・・木が教えてくれているんだ。爆心地をポインティングしている、指さしている。木もこうやって訴えてるんだな・・・ということに感動したんです。
と話していて・・・なんだかグッときました。
こうやって、いろんな人の視点から語られるのってすごくいいな、って思いました。
被ばく樹木プロジェクト、今後の展開がとても楽しみです。
さてさて、ここからは監督の投稿&事務局どんちゃんの投稿を転記していきます〜。
最後まで読んでくださるとうれしいです。
東京・上映会
1月17日、日本プレスセンタービルで上映会が行われます。
僕も上京してお話しさせて頂きます。
上映後のトークの司会進行は、元毎日新聞の元村有希子さんです。
トークでは、元村さんが、ふか〜く切り込んでくださるんだろうと、ちょっとドキドキです、笑。
日本科学技術ジャーナリスト会議が主催される上映会で、一般の方も参加できます。
申し込みは、10日までとなっていますが、遅れても受け付けてもらえる…みたいです
参加費は、1,000円だそうです
申し込みURL https://conference-park.jp/reg/17
さいたま市上映会
8日、さいたま市で行われた上映会。
生活クラブ大宮ブロックのみなさんが主催してくれました。
多くが女性を中心としたグループで、みなさんの懸命な姿に勇気をもらっています。
3作目となるこの映画は、すべて、自主上映という、地元の皆さんの手作りで開催される上映会形式です。
それぞれの地域で、問題意識を持ち、この映画を上映して事実を知らせたい、という強い思いを持ったみなさんが力を合わせて開催してくれています。
それぞれの会場にお邪魔すると、そのことを痛いほど感じます。
本当に感謝しかありません。
そして、その上映会に参加してくれるみなさん。
昨日は、およそ100人の方が参加してくれました。
上映会は、すでに200ヶ所を超えています。
1作目2作目も入れると500ヶ所…1000万円の赤字と先の見えない活動をやってると「この年齢でいつまでやれるんだろう」と弱気になりますが、上映会場に行くと、愚痴言ってる場合じゃない、頑張らねば!と思います。
2月末から始まるクラファンも、「おい、またかよ」「何回もいい加減迷惑だ」と思われる方も少なくないと思います。
僕自身も人様からお金をもらう、というのが一番苦手です。
人様に迷惑をかけず生きていきたい、と常々思ってきたのに、まさかこんなに迷惑をかけて生きることになるとは…。
とはいえ、今更、後には引けず、もう少し、迷惑をかけて生きてみようと思います。
伊東カントクのヲタ打ち
YouTube更新しました!
今回は、上映会開催を検討いただいている方にも見てほしい…!
続きはこちらから!
▼上映会の落とし穴!?上映機材を紹介!
SILENT FALLOUT グッズのご案内
会場により、上映会で販売いただいていることもありますが、
個人の方もご購入いただけます!
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乳歯プロジェクトバッジ (¥300)
先日販売開始したばかりの新グッズです!
1950年代、アメリカの子どもたちは、このバッジが欲しくて乳歯を提供しました。
図案は、当時プロジェクトに関わったスザーン・レナード作。
スザーンの娘アネット・アダムズと、エリック・ライスお二人から使用許可をいただき実現。
トートバッグにもピッタリです
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SILENT FALLOUT Tシャツ (¥3,000)
北米上映ツアーの際、上映会主催者さんへのプレゼントとしてつくったTシャツ。
「欲しい!」という要望が多く、日本でも販売することになりました!
前:SILENT FALLOUTのロゴ
後:乳歯プロジェクトのバッジのイラスト入り
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布製トートバッグ (¥1,000)
綿100% 洗濯可能です。
伊東監督も愛用しています。
「丈夫で使いやすい、歯の抜けた笑顔に癒やされる、
アメリカを放射能から守った笑顔が誇らしい」(伊東監督)
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マンガ「放射線を浴びたX年後」(¥1,980)
監督の著書(同名・講談社)を読み、40代の若さで癌で亡くなったマグロ漁師だった父の死の真相を知った漫画家 和気一作が、最後の作品として遺書を書き、5年をかけ描いた作品。後半は、和気の無念がにじみでる。「コミックなので読みやすいけど、内容はかなり濃くて読み応えあります」(監督)
和気一作(著) 伊東 英朗(原作)
*和気一作:代表作は400万部を売り上げた大ヒット人気コミック「女帝」など
※いずれも日本国内への発送のみ承っております