HIDEAKI ITO

PROFILE

ドキュメンタリー映画監督、テレビディレクター

1960年 日本愛媛県生まれ。

1990年代、アーティスティックな映像制作を開始。ベルリンビデオフェスト、バンクーバー国際映画祭、イギリス短編映画祭などで招待上映される。2000年、テレビの世界に転じ、ドキュメンタリーを中心とした番組制作を行う。2004年、太平洋マグロ漁場で行われた核実験による被ばく事件の取材を開始。以来、毎年、同テーマで番組制作を行う。2012年、映画「放射線を浴びたX年後」を全国劇場公開、2015年には映画「放射線を浴びたX年後2」を劇場公開。上映は国内外300カ所以上に及ぶ。2017年からアメリカでの上映活動を開始。2022年には3作目となるアメリカの核被害を描いた映画「SILENT FALLOUT」を製作。ハンプトン国際映画祭、セントルイス国際映画祭など、15の海外映画祭で評価。アメリカを中心とした上映活動を続けている。

2004年 太平洋核実験による放射能汚染の事実に出会い、以来、ほぼ毎年、同テーマで番組制作を行う。2012年 映画「放射線を浴びたX年後」を全国劇場公開。

2015年 映画「放射線を浴びたX年後2」を劇場公開。上映は、国内外300か所に及ぶ。

2016年 同テーマでNNNドキュメント‘16「汚名」(日本テレビ・語り 樹木希林)を全国放送。

2017年から アメリカ(ボストン、ニューヨークを中心)での上映活動を開始。

2021年NNNドキュメント’20「クリスマスソング」とそれまでの活動が評価され、 第71回芸術選奨 文部科学大臣賞を受賞。

2021年10月 「株式会社伊東英朗事務所」立ち上げ。

2023年3月31日、日本語版 映画「サイレント フォールアウト」が完成。

5月31日、英語版 映画「サイレント フォールアウト」が完成。

6月 アメリカ各地で試写(シカゴ、セントルイス、ソルトレイクシティ、セントジョージなど)。

10月 ハンプトン国際映画祭に参加

11月 セントルイス国際映画祭に参加

「サイレント フォールアウト」国際映画祭 《上映・選考および受賞》

ハンプトン国際映画祭 (アメリカ) 公式上映

セントルイス国際映画祭 (アメリカ) 公式上映

ボストン ジャパン フィルムフェスティバル (アメリカ) 公式上映

国際ウラン映画祭 正式上映(ブラジル、アメリカ)

スウェーデン国際映画祭11月 月間賞(スウィーデン) Outstanding Achievement 受賞

アラウンド国際映画祭 (スペイン)12月 月間賞 ARFF Globe Award 受賞

パリ国際映画祭 (フランス) 佳作 (Honorable Mention) 受賞

国際ウラン映画祭 (ブラジル・アメリカ) 公式上映

マーヴェリック 映画賞 (イギリス) 最優秀編集賞 受賞

トロントドキュメンタリー 長編&短編映画祭 (カナダ) Best Story賞 受賞

ニューヨークシティ国際映画祭 (アメリカ) 公式上映

シアトル映画製作者賞(アメリカ) セミ・ファイナリスト

ローマ・プリズマ映画賞 (イタリア)Monthly Picks賞 受賞

ハワイ国際映画賞 (アメリカ) セミ・ファイナリスト

オースティン国際芸術祭 (アメリカ) セミ・ファイナリスト

ハート国際イタリア映画祭 (イタリア) ファイナリスト

レッド ムービー アワード(フランス) 公式セレクション

マインドフィールド映画祭 – アルバカーキ(アメリカ) セミファイナリスト

主な受賞歴

​2004年、地方の時代映像祭グランプリ、石橋湛山早稲田ジャーナリズム大賞、2006年以降、日本民間放送連盟賞優秀賞、民間放送教育協会奨励賞、地方の時代映像祭奨励賞などを受賞。2012年ギャラクシー賞大賞、日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞、日本記者クラブ賞特別賞、第86回キネマ旬報ベストテン、第30回日本映画復興奨励賞、メディア・アンビシャス大賞。2021年 第71回芸術選奨 文部科学大臣賞などを受賞。

著書には、太平洋核実験の被害を追いかけた『放射線を浴びたX年後』(講談社)がある。また、同書籍がマンガ化、及び、英語化 画・和気一作。

受賞

2004 第24回 地方の時代映像祭2004 グランプリ 
2004 第4回 石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞 大賞

2006民間放送教育協会 生きる×2 奨励賞

2008 第28回 地方の時代映像祭2008. 奨励賞

2009 平成21年日本民間放送連盟賞 テレビエンターテイメント番組部門 全国 優秀賞「一片の命」

2011 平成23年日本民間放送連盟賞 テレビ教養番組部門 全国 優秀賞「棄てられたヒバク」

2012 2012年 第86回キネマ旬報ベストテン<文化映画部門第8位>  
2012 2012年度 日本映画ペンクラブ・ベスト5<文化映画部門 第3位> 
2012 第11回世界自然・野生生物映像祭(審査員特別賞)    
2012 JAPAN WILDLIFE FESTIVAL(Special Jury Award)      
2012 第4回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル コンペティション部門入賞   
2012 2012年 第86回キネマ旬報ベストテン  
2012 第30回 日本映画復興賞<奨励奨励賞>    
2012 第37回2012年シネ・フロント読者ベストテン<日本映画部門>  

2012 2012メディア・アンビシャス大賞(映像部門) 

2013 第50回ギャラクシー賞 報道活動部門 大賞 
2013 日本民間放送連盟賞特別表彰部門 放送と公共性 最優秀賞 

2014 第1回グリーイメージ国際環境映像祭 大賞 
2014 第40回日本放送文化基金賞 放送文化部門   
2014 日本民間放送連盟賞 ラジオ報道部門 全国 優秀賞 

2015 2015年キネマ旬報 ベストテン(文化映画部門) 
2015 日本民間放送連盟賞 ラジオ報道部門 全国 優秀賞
2015 日本記者クラブ賞 特別賞受賞

2016 2015年度全国映連 特別賞 

2017 日本民間放送連盟賞特別表彰部門 放送と公共性 優秀賞

2019 ギャラクシー月間賞 4月度

2020 ギャラクシー月間賞 5月度 

2020 日本民間放送連盟賞 テレビ報道部門 優秀賞 

2020 国際環境映像祭ネットワークGreen Film Network Award

  「GFN FILM OF THE DECADE」部門ノミネート(オーストリア インスブルック)

2021 第71回芸術選奨 文部科学大臣賞

2022第48回放送文化基金賞 奨励賞

映画

「放射線を浴びたX年後」 2012年9月全国公開

ハワイ国際映画祭2013スプリングショーケース正式出品

ニューヨーク・ピースフィルムフェスティバル上映

ボストン・フィルムフェスティバル上映など

「放射線を浴びたX年後2」2015年10月全国公開

ハワイ国際映画祭2013スプリングショーケース正式出品

ニューヨーク・ピースフィルムフェスティバル上映

ボストン・フィルムフェスティバル上映 など、国内外およそ300カ所で上映

「SILENT FALLOUT」2023年3月31日公開 (英語版5月31日公開)

・ハンプトン国際映画祭 (アメリカ) 公式上映

・セントルイス国際映画祭 (アメリカ) 公式上映

・ボストン ジャパン フィルムフェスティバル (アメリカ) 公式上映

・スウェーデン国際映画祭 11月 月間賞 (Outstanding Achievement) 受賞

・アラウンド国際映画祭 (スペイン) 12月 月間賞 (ARFF Globe Award) 受賞

・パリ国際映画祭 (フランス) 佳作 (Honorable Mention) 受賞

・国際ウラン映画祭 (ブラジル) 公式上映

・マーヴェリック 映画賞 (イギリス) 受賞ノミネート

・トロントドキュメンタリー 長編&短編映画祭 (カナダ) 

・ニューヨークシティ国際映画祭 (アメリカ) 

・シアトル映画製作者賞(アメリカ) セミ・ファイナリスト

・ローマ・プリズマ映画賞 (イタリア)Monthly Picks賞 受賞

・ハワイ国際映画賞(アメリカ) セミ・ファイナリスト

など、国内外およそ100カ所で上映 (2024年時点)

アート・ワーク 国際映画祭 招待上映(1990年代)

バンクーバー国際映画祭 招待上映(カナダ)1994

バンクーバー国際映画祭 招待上映(カナダ)1995

ベルリン・ビデオ・フェスト 招待上映(ドイツ)1995

イギリス短編映画祭 招待上映(イギリス)1997

サクラメント国際映画祭 招待上映(アメリカ) 1999 

ユニバーシティー・オブ・エンヤ 招待上映(スゥェーデン) 1999 

 Kaywon Art&Desing Fair 招待上映(韓国)1999 

 Science and Art Show’96 招待上映(韓国)1999

国内上映、個展など(1990年代)

ヤング・パースペクティブ(東京・イメージフォーラム) 1993
ヤング・ビデオ・セレクション(東京・イメージフォーラム) 1993 
個展 NEW MEDIA OLD MEDIA 1993

日本実験映像40年史 1994

個展 伊東英朗ビデオ作品展 1994

イメージフォーラム・フェスティバル入賞 1994 

キリン・コンテンポリー・アワード入賞 1994

ヤング・パースペクティブ(東京・イメージフォーラム) 1995  
映像と音楽と演劇のコラボレーション 1995
みずよみ上演 1995
個展 UNDERPANTS ON AIR 1995

まつやま国際交流映画祭 (松山市)1996 
ヤング・パースペクティブ(東京・イメージフォーラム)1996 
キリン・アワード・フェスティバル(大阪・キリンプラザ大阪) 1996 
アートは鎹(乗松巌記念館 エスパス21) 1996

キリン・コンテンポラリー・アワード・フィルムフェスティバル(キリンプラザ大阪)1997 
篠崎正嗣氏との返礼コラボレーション・雪の幻燈会  1997
 NHK番組 「四国の森はイメージの実験室 映像作家 伊東ひであき」 1997

キリン・コンテンポラリー・アワード・フィルムフェスティバル’98(キリンプラザ大阪)1998

個展「伊東英朗映像作品展」イメージフォーラム 1998

伊東ひであき作品展「光で撮る」1999

テレビ番組

全国放送

2002 NNNドキュメント’02「俳句甲子園」(日本テレビ)~駆け抜ける レモンの風や 陸上部~ナレーション齋藤由貴

2003 NNNドキュメント’03「かまぼこ板の絵」(日本テレビ)~ 3万枚のメッセージ ~ ナレーション齋藤由貴

2004 NNNドキュメント’04「わしも死の海におった」(日本テレビ)~証言・もう一つのビキニ事件~ ナレーション白坂道子

2006 民教協 生きる×2「かまぼこ板の花咲かせましょ!」(テレビ朝日など)
2006 NNNドキュメント’06「海を渡る詩」(日本テレビ) 塔 和子1000篇の詩から ナレーション中里雅子 
2006 眞鍋かをりと山田五郎 驚き!ヘアーサロン最前線 ナレーション槇大輔

2007 民教協いきいき夢キラリ「6人の若いもん 心の湯治場お四国を行く」(テレビ朝日など)
2007 品川庄司と眞鍋かをり 若者バーバー列伝! ナレーション槇大輔

2008 NNNドキュメント’08「かまぼこ板に刻む命」(日本テレビ)ナレーション玉川紗己子
2008 松山を抱きしめて 出演 アグネスチャン

2009 Dear アグネス 沖縄からの手紙 ナレーション槇大輔 

2010 愛媛マラソン総集編 編集 BS日テレ 
2010 松山を愛した山頭火 BS日テレ 
2010 発見!人間力 輝く瞳に届けたい

2011 アグネスが見つけた!心あったまる理容物語 出演 アグネスちゃん 2011 ナレーション槇大輔
2011 NNNドキュメント’11「かまぼこ板の絵 2万枚」(日本テレビ) ~刻まれた震災と絆~ ナレーション柳沢真由美

2012 NNNドキュメント’12「放射線を浴びたX年後」(日本テレビ)ビキニ水爆実験、そして・・・ ナレーション鈴木省吾 拡大枠

2012 「欽ちゃんが恋した!13センチのLove Story」(日本テレビ)出演 萩本欣一、関根真理 ナレーション槇大輔 
2013 NNNドキュメント’13「守ちゃんとよしえちゃん バリカンとガハハ女房」(日本テレビ)ナレーションあがた森魚 

2014 NNNドキュメント’14「続・放射線を浴びたX年後」日本に降り注いだ雨は今(日本テレビ)ナレーション鈴木省吾
2014 NNNドキュメント’14「放射線を浴びたX年後 3」棄てられた被ばく者(日本テレビ) ナレーション鈴木省吾

2016 NNNドキュメント’16 「汚名」 ~放射線を浴びたX年後〜 拡大枠(日本テレビ)語り 樹木希林

2017 NNNドキュメント’17 「守ちゃんとよしえちゃん」(日本テレビ) ナレーション広末涼子

2017 「離島甲子園」BS日テレ ナレーション鈴木省吾

2018 「マツヤマの桜」(ロシア国営放送第一チャンネル)1時間枠 3話3週連続放送 出演 俳優アレクサンドル・ドモガロフ

2019 NNNドキュメント’19「一四一冊目の春 くめさんが伝え続けること」(日本テレビ) ナレーション余貴美子

2019 NNNドキュメント’19「緊急放流」(日本テレビ) ナレーション槇大輔

​​2020 NNNドキュメント’20「クリスマスソング」放射線を浴びたX年後(日本テレビ)ナレーション浜野謙太

​2021 NNNドキュメント’21「瀬戸内海がゴミ箱になる日」(日本テレビ)ナレーション/新羅慎二(湘南乃風・若旦那)

ローカル放送

2000~ 日本テレビ・プラスワン特集各種(関東ローカル)

2002 特別番組「母なる銅山」

        特別番組「画家 寺坂公雄」

2004 ドキュメント「わしも死の海におった」

2005 ドキュメント「海を渡る詩」 元ハンセン病患者 塔和子 千篇の詩から

2006 ドキュメント「葬送の海」

2009  特別番組「ダンケシェーン・フライブルク」(ドイツ・ロケ)

2010  ドキュメント「一枚のアラスカ放送」(アラスカ・ロケ)

2011  ドキュメント「オーロラが撮りたくて」(アラスカ・ロケ)

2012  シリーズ番組「宇和島紀行」(週1)

2013  ドキュメント「守ちゃんとよしえちゃん」

        シリーズ番組「えひめモノクロシアター」(週1)

        シリーズ番組「えひめ情熱人」(週1・2022年現在も継続、12年目)

        特別番組「ポーランド公演に密着」(ポーランド・ロケ)

2014 特別番組「ラジオなラブストーリー」

2015 ドキュメント「アラスカを拓いたサムライ」~和田重次郎 母子物語~(アラスカ・ロケ)

     特別番組「宇和島伊達400年」 

2016 ドキュメント「オーロラのサムライ」(アラスカ・ロケ)

     シリーズ・ラジオ、ネット番組「22世紀に残すもの」(週1)

     ラジオ番組「ジョー横溝の言霊ロック」

2017 特別番組「赤シャツの逆襲メイキング」

     特別番組「早坂暁 最期のメッセージ」

2018 ドキュメント「一三七冊目の春」

2020 戦後75年記念特番「紫電改」(1時間)

2021 シリーズ番組 ミニドラマ「マルとアンナ愛顔道中」(週1)

     ドキュメント「瀬戸内海がゴミ箱になる日」(1時間)

​2022 芥川賞作家 新井満追悼特別番組 千の風になったあなたへ(1時間)

2023 「文教の地たらしめん」ドキュメントドラマ(1時間)

など​​​

​・日本ペンクラブ会員

・日本記者クラブ会員

・日本監督協会会員(2019年退会)