彼らの話は、とどまることを知らない。果てしなく続く。一体どれだけの人が亡くなったのか。重い・・・。
現在、セントジョージは、核実験の風下地区として、政府が、認め、補償している。
しかし、その期限が迫っている。
彼らの話を聞いていると絶望感にさいなまれ、自分の非力を嘆きたくなる。
そして疑問はどんどん膨らんでいく。
国民が被曝することがわかりながら、なぜ核実験を続けたのか。
実験の 被害を受けるのは、アメリカ人だ。殺傷能力の高い核兵器を作るのは、自国民を守るためではないのか?
核兵器は一体誰のためのものなのか?
インタビューしながら、頭の中を疑問がグルグルと回り続けた。
第1章は、アメリカ国内で100回もの大気圏内核実験が行われていたこと、そして、その被害の実態を知ってほしいと思い構成した。
アクション映画によくある、核爆発のキノコ雲の中から元気にヒーローが飛び出してくることなど、あり得ないことを知ってほしい。
被曝によってアメリカ国民が死んでいることを知ってほしい。
そして、それは他人事ではない。勘のいい人は、第1章で気付くだろう。
「もしかして私もその一人なの?」
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映画「SILENT FALOUT」最新版トレーラー
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